栄養食品の開発と品質保証の向上にE-Sensing Systemを利用

Optimum Nutrition 様(米国)

スポーツ栄養および栄養補助食品のリーダーであるOptimum Nutritionは、製品開発を強化し、食品の品質と安全性を確保するためにAlpha MOSのE-Sensing systemを選択しました。Optimum Nutritionは、栄養バー、プロテインパウダー、スポーツ飲料、ビタミン、必須ミネラル、ハーブなど、スポーツ栄養に特化した製品カテゴリーを提供している企業です。

Eセンシング機器による製品の向上

Optimum Nutritionでは、Alpha MOSの官能分析システムである、Electronic Nose - Heracles II およびElectronic Tongue - ASTREEを活用し、製品開発を最適化しています。2 つのシステムはデータベースを共有して、同社のゴールドスタンダードの完全な官能化学フィンガープリントを作成し、フレーバーや最終製品を含む入荷原料の厳格な品質管理を保証します。 品質保証部長のPeter Poteres氏は次のように述べています。「両方のシステムで達成された結果に非常に満足しており、これらのシステムが当社の目標を達成し、新しいサプライヤーの選定を決定する上で非常に有益であることがわかりました。」

品質保証ラボのスーパーバイザーであるDr. Reza Motamediは、その成果を次のように述べています。「迅速な結果とシンプルなソフトウェアによるフィンガープリントのデータ処理により、定性的・定量的な分析に加え、充実したデータベースを構築することができ、規格外品にフラグを立て、成分と関連する異臭を特定し、それらを認定します。Alpha MOSの保持指標&においライブラリ AroChemBaseは44,000以上の化合物を有しており、これにより、異常値やその官能特性を特定する識別分析と記述分析の両方を行うことができます。 その結果、私たちが望む品質を最適化し、基準を満たさない原料を排除することができるのです。」

サプライチェーンの合理化を目指して

Optimum Nutritionは、急成長を続けています。その使命は、ダイナミックで競争の激しい市場において、プレミアム品質の革新的な製品を生み出すためにあらゆる努力をすることです。


次のステップは、Alpha MOSのE-Nose、E-Tongue をサプライヤーに導入し、サプライチェーンをさらに合理化することです。Optimum Nutritionは、サプライヤーにラボのデモンストレーションを提供し、求める品質レベルを示しています。このサプライチェーン・アプローチは、プロセスや手順全体をさらに合理化し、投資収益率を最大化するものです。

米国食品安全近代化法(FSMA)の成立により、米国内だけでも9万社にハザード分析の実施と予防的管理の実施が義務付けられました。Optimum NutritionがAlpha MOSのHeracles IIとASTREEで開発した充実したデータバンクは、原材料から最終製品までをFarm to Fork(農場から食卓まで)追跡でき、FSMAの課題を解決するのに役立ちます。

Optimum Nutirition様のウェブサイト: https://www.optimumnutrition.com/

掲載:2023年6月
※原文(英語)を和訳


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