GC用オートサンプラ HT2800T / HT2850T



オールインワンGC用オートサンプラ!

HT2800Tは、分析用途に応じてわずか数分の簡単な操作で、ヘッドスペースモードから液体注入モードに、あるいは自動固相マイクロ抽出(SPME)モードに変換可能な、1台で3つの機能を備えたオートサンプラです。HT2800Tは、GCの精度や感度の向上、アプリケーションの拡張に大きく貢献します。 SPMEクリーニングデバイス付きのモデルHT2850Tも用意しています。

HT2800Tの特徴

GC用オートサンプラ HT2800Tは、ヘッドスペースと液体注入を基盤とし、SPMEの機能を追加できます。 各モードへの変換作業は、シリンジ、トレイ、バイアルセンサーの交換など非常に簡単で、わずか5分以内に完了します。


【a】ヘッドスペースモード

ヘッドスペースモードでは、最大42本の20mLバイアル(オプションで10mL, 6mL)をトレイにセットできます。 分析プログラムに応じて最大6本のバイアルを同時にインキュベータで処理することができ、GCシステムの稼動効率を最大限に引き上げます。 ガスタイトシリンジは、サンプルガスの凝縮を防ぐために温度制御されており、不活性ガスによってパージされるので、クロスコンタミネーションのリスクが極めて軽減されます。


【b】液体注入モード

液体注入モードでは、洗浄用バイアルや廃液用バイアルが自動的に認識されます。 最大121本のバイアルをトレイにセットでき、複数のメソッドを連続して実行することができます。 シリンジでの吸引速度が可変なため、あらゆるサンプルに対応し、さらに気泡を除去する機能も内蔵しています。


【c】SPME(固相マイクロ抽出)モード

SPMEは有機成分を抽出する際に生じる多くの障害を解決したサンプル前処理手法です。 特別な溶媒や複雑な器具を要することなく、気相・液相中の揮発・非揮発成分を濃縮することができます。 吸着剤がコーティングされたフューズドシリカファイバーで構成されており、ファイバーは防御ニードルの中に格納されています。 ファイバーに吸着されたヘッドスペース成分は、GC注入口で直接加熱によって脱離され、濃縮された状態でカラムに導かれます。



各社GCに接続可能、ベンチスペース不要

市場における最もコンパクなデザインで、 GC本体上に設置されるため、新たに準備するベンチスペースは不要です。 GCモデルごとの専用インストレーションキットを用いて、新旧問わずにほとんどの各社GC に搭載可能です。


ソフトウェアコントロール

HTA Autosampler Manager

HTA Autosampler Managerは、GC用オートサンプラHTシリーズ用の管理ソフトウェアです。機器のメソッドの作成や編集、サンプルリストの生成、サンプルの実行など、 オートサンプラのタッチスクリーンまたはキーパッドから実行可能なほぼすべての操作タスクを実行することができます。

HT2800Tシリーズのヘッドスペース、液体注入モードのその他の機能の詳細は、下記の姉妹機のページをご参照下さい。

HT2000H(GC用ヘッドスペースオートサンプラ)
HT3000A(GC用液体オートサンプラ)

GC用オートサンプラHTシリーズが対応するGC, GC-MS機種例

Agilent/HP 4890, 5890, 6820, 6850, 6890A, 6890N, 7820A, 7890A, 7890B, Intuvo 9000
(5971, 5973, 5975, 5977, GCD Plus, LECO, JEOL, Waters... )
Bruker/Varian 430, 450, EVOQ GC-TQ, Scion 436-GC, Scion 456-GC, Scion SQ, Scion TQ
3300, 3380, 3400, 3600, 3800, 3900 (Saturn 1200, 2100, 200, 4000... )
DANI 8610, 8500, 1000, Master GC (Master TOF-MS Plus) 
GL Sciences GC353-1, GC-3200, GC-4000
Hitachi G-3000, G-3900, G-6000, G-7000
J-Science GC7100
Perkin Elmer Autosystem XL, Clarus 400, 480, 500, 580, 600, 680, 690
Shimadzu GC-14, GC-17, GC-2010, 2010 Plus, 2014, 2025, Tracera, Nexis GC-2030
(GCMS-QP2010, QP2020, QP5050A, TQ8030, TQ8040, TQ8050...)
Thermo Focus, Trace Ultra, Trace 1300, Trace 1310
(ITQ, Polaris, Thermo DSQ, TRACE MS Plus, TSQ Quantum GC, Voyager…)
   ※その他のGCモデルにも適用可能です。

HTオートサンプラ+GC

HTオートサンプラ + GCのセッティング例はこちら


HT シリーズのGC 用オートサンプラは、あらゆるモデルのGC に対応できるため、GCの更新(交換)時でもオートサンプラはそのまま使い続けることができます。 ご使用のGCの型式をご相談ください。

GCモデルに応じた専用のインストレーションキットを用意しています。取り付けから動作までの互換性を保証します。

GCモデルによらず、オートサンプラのメンテナンス、バリデーションは、当社サービス部門によってサポートされますので、安心してご使用いただけます。

クロマトデータシステム(CDS)との互換性

各種クロマトデータシステム(CDS)に対応するドライバも用意しています。ドライバをインストールすれば、Agilent EZChrom,Agilent ChemStation や Thermo Chromquestなど(*)のCDSから、HTオートサンプラのメソッド(SPMEを除く)やシーケンスの作成・編集、操作が直接可能になります。
(*)適用機種はご相談下さい。
詳細はこちら

製品仕様

モデル HT2800T / HT2850T
モード  ヘッドスペース SPME 液体注入
トレイ収容力  42(20mL);
(オプション: 10mL, 6mL)
 121
(2mL)
シリンジサイズ  2.5mL
(オプション:
1mL)
 (ファイバー
10mm,
20mm)
 1, 10, 25,
50, 100μL
洗浄システム   不活性ガスフラッシュ
(インレット: 1/8 "; 最大圧力:1bar)
* HT2850T:
SPMEクリーニングデバイスが付属
/温度210~300℃
 溶媒容量:
10mL バイアル6本
モード:シングル
またはダブル洗浄
メンテナンス  予防保守カウンタ
システム整合性テスト(オプション)
 予防保守カウンタ
オーブン温度 40~170℃または オフ  
インターフェイス  タッチスクリーン
 PCからの制御  LAN, TTL 
設置条件  15~35℃, 5~85%RH
電源 100/240V±10%Vac; 50/60Hz, 150VA
寸法 330(W)×640(H)×320(D)mm
重量 10Kg
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